感謝報恩【座右の銘シリーズ】
座右の銘シリーズ
7回目は「感謝報恩」を取り上げます。
感謝はありがたいと思う心、報恩は恩に報いること、恩返しをすること、です。
自分が生を受けて今ここで生活を営んでいるのは、両親を始めいろいろな方々の手助けのおかげであることをしっかり認識するとともに、今まで受け取った恩に対して報いていくことの大切さを説いています。
この言葉は、松下電器産業の創業者である松下幸之助さんが大切にしていた考えで、現在のパナソニックでも、経営理念の一部として大切にされています。
事業はお客様、仕入先、従業員、共栄会社など様々な方々の支援で成り立っており、常に「ありがとうございます、おかげさまで」の気持ちを忘れず、社会からのご恩に報いていく姿勢が必要だ、ということだそうです。
感謝に関する熟語はいくつもある中で、私がこの言葉を選んだのは松下幸之助さんのことが大好きだからです。
どの本だったかは忘れましたが、「もっと感謝の心を大切にしないといかん。今日から始めよう。」と80数歳になってから 決意したとのエピソードがあり、なんて謙虚な人なんだろう、と驚愕した覚えがあります。
私の様な常人には計り知れない謙虚さと向上心です。
松下幸之助さんに関する本などをたくさん読みましたが、そうしたらそんな境地に到達できるのか、いまだにわかりません。
それにしても、本や口伝を通じて松下幸之助さんについて知れるというのは、とてもありがたいことだなと感じています。
少なからず影響を受けて、今の自分自身を形作っていると思うのです。
こういう想いが「感謝」という事でしょう。
そして、学んだことを活かして社会に役立つことをもって「報恩」としたいと思います。
今後しばらく、松下幸之助さんに関連する言葉を取り上げていきます。
↓は、松下幸之助さんに関するオススメの書籍です。
道をひらく [ 松下幸之助 ]
|
私の行き方考え方 (PHP文庫) [ 松下幸之助 ]
|