公明正大【座右の銘シリーズ】
【座右の銘シリーズ】9回目は「公明正大」について書きます。
比較的よく聞く言葉ですね。普通に辞書に載っています。
公明=正直で隠し立てをしないこと。私心がないこと。
正大=正しく堂々としている様子
なので意味は下記のようなものです。
「公平で私心がなく、隠し立てをしないこと。またはその様子。」
今回この記事を書くために調べたことで私は一つの気付きを得ました。
公明正大の「正大」という部分、ここがすごく大事なのではないかという気づきです。
正大とは、正しく堂々としている様子という意味です。
正しい行動をした人間が堂々としているのは当たり前のことですが、意外とできません。
特に日本人は引っ込み思案なせいか、良い行いを隠れて実行する傾向があります。
陰徳を積むというやつです。
これはこれで良い事ですが、人に見られないところで正しい行いをするだけでは公明ではあっても正大とは言えないと思うのです。
公明正大と言うのは、正しく公平に行動するだけでなく、堂々とした様子でいることまで含むと思うのです。
ちょっと拡大解釈かもしれませんが、公明正大とは「正しく公正に行動し、その様子を周りにも見せること。」だと思います。
言うなれば、「範を示す」ということです。
自分だけ正しい行いをするのでは不足で、周りにも良い影響を与えて公明な行動を促すこと、これが公明正大ではないでしょうか。
こういう行動できる人が増えたら、きっと社会は良くなりますね。
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道をひらく [ 松下幸之助 ]
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