南国らしく鮮やかで優美な見た目の蝶【幸せを呼ぶ蝶】
ツマベニチョウは日本だと沖縄、鹿児島、宮崎にしかいない南国の蝶です。
白い羽の上側にあるオレンジ色の文様が特徴です。
メスはオスよりも黒い縁取り模様が多く、ハート型の模様が生じることがよくあります。
ツマベニ蝶が「幸せを呼ぶ蝶」と呼ばれるのは、もしかしたらそのためかもしれません。
蝶々好きにとっては有名な蝶らしく、半年ほど前のデザインフェスタで出会った蝶々好きの方は、ツマベニチョウ目当てに鹿児島や沖縄に行かれたとおっしゃっていました。
子供のころから身近に感じていた私にはちょっとだけ意外なことでしたが、自分の大好きな蝶のことを好きな人がほかにもいると知って、なんとなくうれしく思いました。
さて、私の工房ではこの蝶をモチーフに小物を作っているわけですが、今作っているのはマグネットです。
冷蔵庫に蝶々のマグネットをたくさんつけたら、南国らしくなってなんか嬉しくなるんじゃないか、という思いつきで始めました。
まだまだ技量不足なため、ツマベニチョウの魅力を十分に伝えられる作品は作れていませんが、精進して続けていきたいと思っています。